イコウのブログ

ゲームの記録や考察、台湾の様々な事、自分の妄想などを主に投稿しているブログです。宜しくお願いします。

人材の国際移動

前日、台湾は大学入学試験が無事に終わったと思いきや、ある国文の先生のFacebookの投稿により、再び炎上していました。

 

国文の作文が二部分に分かれて、第一問は「観点を述べる」、第二問は「課題作文」です。

今年の第一問のタイトルは「国際人材流動」、第二問のタイトルは「人間関係から自分を見つける」で、炎上しているのが第一問のところです。

 

ぶっちゃけて言うと、その先生は私の大学の中国文学科の先生だったので、このことについて少し身近なことだと感じました。

先生の投稿によると、700近くの受験生たちの作文を見終わって、その中の八割が「亡国論」に似たような内容でした。

あまりにも亡国、亡国、亡国の内容を見すぎて、自分の思考も消極的になり、台湾の未来が真っ暗に見え始めたという、先生は自分のFacebookに投稿しました。

 

これを嗅ぎつけてきた台湾記者たちは先生の投稿を引用し、新聞となりました。

そして、台湾の少し政治的スペクトルの明白な新聞社がその記事を反政府的な見方として報道し、火種はこうして撒きあがりました。

 

私は一年半くらいで日本に生活していましたので、私の視点は少し頼りにならないと思います。

受験生たちはまだ花の十八歳、異国生活経験者はもちろん、一人暮らし経験者はめったにいないでしょう。

ましては他の国と比べて、台湾は比較的に外国人に優しくない国です。(外国人が台湾で中長期滞在する必要な在留資格を取るに関して)

少なくとも、私が日本で一年半生活していた経験から見れば、台湾で外国人と交流できる機会は日本より少ないと思っています。

この課題を高校生たちに自分の観点を述べさせるのは少しどうかと思います。

それに加えて、台湾メディアの悪い習性を考えれば、受験生たちは「国際人材流動について」を「亡国論」に書きがちなのも仕方ないでしょう。

 

確かに台湾は今、低給料により人材の流失が段々問題となりつつありますが、別に台湾だけこういう問題があるとは思いません。

私も専門家ではありませんので、解決策はともかく、意見の参考価値さえ低いでしょう。

ただ一人の台湾人の呟きと見ていただければいいと思います。

しかし、台湾のメディアはこれを使って炎上するのも、超暇人だと思いますけど…